建国記念の日はなぜ2/11?〜神武天皇と橿原神宮〜

奈良

歴史の扉へようこそ。旅人です!

今日は建国記念の日ですね!

ところで、日本の建国記念の日は何に基づいて制定されたかご存知でしょうか?

そして、なぜ「建国記念日」ではなく「建国記念日」なのでしょうか?

今回の記事では「建国記念の日」と、日本の建国に密接に関わりがある橿原神宮に迫ります!

  1. 建国記念の日とは?
  2. 橿原神宮の歴史
  3. 橿原神宮の御朱印情報・アクセス

建国記念の日とは?

建国記念の日は何があった日?

簡単にまとめると上記Tweetの通りですが、日本の初代天皇である神武天皇が橿原宮で即位したとされる日が日本書紀では紀元前660年1月1日(旧暦)とされ、太陽暦に換算すると2月11日になります。

戦前は「紀元節」と呼んでいましたが、戦後に一度廃止され、「建国記念の日」として再び制定されました。

なぜ建国記念「の」日?

では、なぜ「建国記念日」ではなく「建国記念日」なのでしょうか?

それは、この日が日本書紀に書かれた「神話を元にした話」であり、「歴史的な事実であるとは認められない」とする声があったためです。

そこで、「日本国が建国された日」ではなく、「(いつかはわからないけど)日本国の建国を祝う日」というニュアンスを持たせるため、「の」という一文字が挿入されることとなったのでした。

個人的には、その神話に登場する初代天皇の子孫とされる方を現在も君主として戴いているわけであり、日本書紀は日本国の正史なのですから、「建国記念日」で良いのではないかと思うのですが、まあこういう経緯で「の」の一文字が入っています。

今回のテーマとは直接関係ないですが、クリスマスも実は「イエスが生まれた日」ではなく、「イエスの誕生を祝う日」であるのと同じような感じです。

橿原神宮の歴史

橿原神宮

簡単にまとめると、上記Tweetの通り。

神武天皇が即位されたとされる地である、奈良県橿原市に明治時代に創建されました。

国の根幹に関わる神社には、明治時代以降に整備された神社も多いですね。

長山稲荷社

橿原神宮参拝の際は末社・長山稲荷社もお忘れなく。

御朱印

橿原神宮

橿原神宮の御朱印は2種類。

左の書き置きタイプのものは正月限定です。初詣に参拝したら両方拝受できますね。

長山稲荷社

こちらは長山稲荷社の御朱印。シンプルなデザインが良いですね。

「そもそも御朱印って何?」という方はこちらの記事もどうぞ。

アクセス

近鉄:橿原神宮前駅(中央出口)下車徒歩10分です。

有料ですが、駐車場もあります!

詳しくは公式HPをご参照ください。

まとめ

  • 建国記念の日は神武天皇が即位したとされる日
  • しかし、即位日は神話の要素が強く、建国記念「の」日とされる
  • 日本誕生の地に建つ橿原神宮に、人生に一度は参拝してみよう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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