歴史の扉へようこそ。旅人です!
今回は
西国三十三所3番の粉河寺
の歴史に迫ります。
国宝・粉河寺縁起絵巻の舞台にもなった古刹に秘められた歴史とは?
さらに、粉河寺の鎮守社・粉河産土神社にも迫る、盛り沢山の内容になっております!
粉河寺の参詣を考えている方にとって絶対参考になる内容となっていますので、ぜひ読んでください!
国宝・粉河寺縁起絵巻のあらすじ
粉河寺の歴史を語る上で欠かせないのが、
国宝・粉河寺縁起絵巻
です。どんな内容か、簡単にご紹介します。
猟師:大伴孔子古(おおとものくじこ)
が殺生を悔いて建てた草庵が粉河寺の始まりです。
そして、どこからともなく現れた子供
童男行者(どうなんぎょうじゃ)
が粉河寺の本尊・千手観音となりました。
本尊にまつわる話として後半には長者の娘の病を治す話が出てきます。
粉河寺の歴史
粉河寺の歴史
こうして創建された粉河寺ですが、中世には根来攻めなど苦難にも直面します。
しかし、江戸時代には紀州藩が徳川御三家の一つということもあり、大寺院として繁栄しました。
西国三十三所とは?
「西国三十三所って何?」という方はこちらの記事もどうぞ。初心者の方でもわかるように、歴史や準備すべきものについて徹底解説しています!
境内みどころ
境内の見どころを、入口の大門から順にご紹介します!
境内図
大門
童男堂
出現池
仏足石
中門
庭園
本堂
北面観音
期間限定で公開される仏像。本尊裏に北向きに立っています。
踞木地(きょぼくち)
本堂となりに立つ伝説の巨木。
粉河産土神社
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/産土神社 たのもしのみや-768x1024.jpg)
粉河寺本堂の裏手には粉河産土神社という鎮守社があります。
粉河産土神社
粉河寺の創建者・大伴孔子古(おおとものくじこ)にまつわる神社です。
粉河稲荷神社
粉河白山神社
粉河護国神社
経塚
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/経塚-768x1024.jpg)
粉河産土神社の裏山からなんと、上記の経筒が出土しました!
現在は奈良国立博物館が所蔵しています。
御朱印・粉河寺
大悲殿
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/粉河寺1-1024x768.jpg)
御詠歌
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/粉河寺2-1024x768.jpg)
北面観音
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/粉河寺3-768x1024.jpg)
こちらは
北面観音の公開期間中のみ期間限定
でいただけます。
御朱印・粉河産土神社
粉河産土神社
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/産土1-768x1024.jpg)
粉河稲荷神社
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/産土2-768x1024.jpg)
粉河白山神社
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/産土3-768x1024.jpg)
粉河護国神社
![](https://rekishinotobira.com/wp-content/uploads/2021/09/産土4-768x1024.jpg)
そもそも御朱印とは?
「そもそも御朱印って何?」という方はこちらの記事もどうぞ。
アクセス
【電車】
JR和歌山線粉河駅下車 門前町徒歩15分
【バス】
JR阪和線熊取駅下車 粉河行特急バス乗車 45分
まとめ
- 粉河寺は国宝・粉河寺縁起絵巻の舞台となった名刹
- 鎮守社・粉河産土神社もセットで参拝しよう
- 北面観音公開期間中は限定御朱印もいただける
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
コロナでなかなか寺社巡りに出かけることもできませんが、このブログを読んでいただき、
「Stay Homeで寺社参拝」
した気分になっていただければ幸いです。是非、他の記事も覗いていってください!
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